幅の広いピンクの背表紙に「乙女の教室」。
乙女とは程遠い年になってようやく、乙女とか、ピンク色、可愛らしいものに手を出せるようになってきた。
今を逃したら、もうないでしょうという思いが、いろいろな思いに勝って、いろいろ挑戦出来るようになってきた。
これは、私にとって、年を取ってきて良かったこと。
もっと若い時から、いろいろやってこれたら良かったのだけどしょうがない。人生100年生きるんだから、まだまだと思うことにしている。
で、このピンク色の「乙女の教室」を書いたのは、美輪明宏さん。最初に見た時は、ちょっと…手に取れなかった。
で、先日の移動図書館でも目に留まり、確か蔵書を入れ替えたと言っていたけど…もしかして人気があるのかな?と、パラパラと開いてみると
Q「自由になる時間ができたら、まず何をしますか?」
私、何をするかなー?
A「眠り姫になっています。王子様が来るまで。」
なんて素敵!
どう考えても、そんな答え出てこない。
どこかでゆっくり過ごすとか、旅行にいくとか、なんとかレストランで食事ぐらいしか
思いつかない。
その発想にビックリ。
どっかに行く必要なんかない。
休みたいなら、寝ちゃえばいいんだけど、それではあまりに面白くない。
眠り姫になっちゃえばいいんだ!
素敵すぎる。
早速借りることにしました。
普通の本は、最初から順番に読むのですが、きっと次開いたページは、次に面白そうという気がして開いてみると、誕生日が5月15日!
なんと私と一緒!30歳違い。
あと30年ぐらい 楽しくやっていきたいなぁ。
0コメント